安全の為に

ガス給湯器が進む方向

ガス給湯器は、言うまでもなくガスを燃焼させて熱エネルギーを利用する設備です。しかし、このような機器では、熱エネルギーを完全に利用することは出来ないのです。なぜならば、燃焼させれば必ず排気をしなければならず、その排気に熱が含まれるので多少のロスが出てしまうからです。 東日本大震災以降、日本のエネルギーに対する取り組みは、出来るだけ無駄をなくして、資源を有効活用させる方向に向かっているのです。その流れを受けて、ガス給湯器も従来の給湯器よりも、熱エネルギーのロスを出来るだけなくした高効率ガス給湯器を導入する家庭が増加しているのです。現在では新築物件の90パーセント以上が高効率ガス給湯器を採用しているのです。今後は、従来のガス給湯器を利用している中古物件でどこまで、高効率ガス給湯器に交換がされていくのかが問題です。ただし、ガス給湯器を交換するだけでなく、排熱を床暖房や発電に使う大きなエネルギーシステムを導入するとなれば、費用も掛かるので新築ほどの爆発的な普及は期待できないと予測されるのです。

排気やガスの燃焼が正常に行われているか注意する

外に設置されたガス給湯器は、雨風や雑草などが絡みつくなどして、経年劣化をする恐れがあるのです。万が一器具の内部や排気口に不具合が生じてしまった場合には、事故を引き起こす可能性があるのです。例えばガス漏れ発生したり排気が室内に流入してしまったときには、悪くすれば死亡事故にも繋がるのです。一酸化炭素は無色・無臭で知らない間に室内に充満してしまうので、事故が起きたときに対処することが困難です。 事故を未然に防ぐためにも、定期的に点検をすることが必要です。 屋内の製品は特定保守制度で定期点検が義務付けられるようになりましたが、屋外の製品は自発的にすることになっているのです。 点検は有料で行うものですが、安全のためにはある程度の維持管理費用を出すことが最善です。